神経内科で扱う病気

神経内科は神経の病気全般をあつかう内科です。一般の方が勘違いしやすいのはここでいう「神経」の意味です。神経内科であつかう「神経」は「脳」「脊髄」「末梢神経」などの神経、実際に臓器として存在するものを指します。しばしば日常で用いるような「神経がまいった」「神経を使う」などの「神経」は「気」あるいは「気分」「気持ち」などで、神経内科であつかう症状ではありません。神経が障害され出る症状として最も代表的なものは
★麻痺:力が入らないこと
★感覚障害:感覚が鈍くなる、しびれる
★平衡障害:ふらつく、めまいがする
などです。また
★頭痛も重要な症状である場合があります。
神経内科の代表的な疾患としては
○脳梗塞、脳出血
○パーキンソン病、パーキンソン症候群
○脊髄小脳変性症
○筋萎縮性側索硬化症
などがあります。